仙台と宮城を中心とした東北のいろいろを私見のままリサーチしていきます 仙台名物牛タンや、三陸のカキ、地物の野菜、いちご、梨、リンゴなどの果実を中心とした旨いもの探訪、伊達の歴史などいろいろな切り口で散見していきます。
仙台の街
2011年7月19日火曜日
東北六魂祭の日に
東北の夏を彩る各地の祭りが一カ所でみられるということで、10万とも20万ともいわれる観光客の方々が集まったようです。
メインストリートは、沿道ばかりではなく演舞の舞台となる路上にも人が溢れて大変でしたね。
そのメインストリートの南側1kmぐらいの所に、トラストシティのビルがあり、その前の広場で東北復興祭がつつましやかに行われていました。
小さな広場でのイベントでしたが、3.11で被災した東北の各地を応援しようと、いくつかの団体さんがテント出店していましたね。
なかでも、被災地宮城県山元町から出店してきていた佐藤蒟蒻店さんは頑張っていましたよ。
この日も真夏日の暑い日でしたが、汗だくで声を上げていました。
わたしも、三陸にほど近い登米の農家レストラン(?)のおとうさんが出していた野菜ムースと佐藤蒟蒻店さんの玉コンをひとつ。
ビール片手に食べたら、どんなにかおいしかっただろうか?
そして、こんなときに頑張っている明成高校食物科有志による「仙台白菜」のPRコーナー。
生徒達と先生が、仙台白菜のルーツから仙台の伝統野菜を知ってもらい仙台農業を復興しようとがんばっている姿が印象的でした。
仙台白菜をもっと知りたい方は、明成高校調理科のオープンスクールでも行ってみよう!
2011年7月8日金曜日
もうすぐ4ヶ月ですね!
今日は、7月9日。
もうすぐ、3.11から4ヶ月ですね。
雪の舞う寒いあの日から考えると、時の経つのは人が思っているよりずいぶん早く、
季節はすっかり夏です。
東北は、まだ梅雨明けしていませんが、おかげでじめじめとした蒸し暑い日が続いています。
今日、あすと長町にある仮設住宅の集会所で入居者のための「ふれあいサロン」を行いました。
午前中に、教会系のボランティア団体が持ち寄ってくれた物資提供、午後には長町地域で活動するまちづくりグループ「ながまちまざらいん」主催のコーヒーサロンでした。
あすと長町の仮設住宅には、仙台市内だけでなく東北各地の被災地から仮の住まいとして選択した120世帯ほどが入居しています。
2次募集で入居された方も、入ってから1ヶ月近くになるので、だいぶ落ち着かれているようです。
それでも、支給されると説明を受けた日用品等の生活物資がまだ手元に届いていない方がいるようで、今の生活をどうしようかと話していました。
この蒸し暑さです。洗剤なんかが無かったら大変ですよね。
長町の仮設住宅は、非常に便利な場所にあるので買い物には不自由しないのですが、収入が不安定な入居者の方には少しでも節約して行きたいはずです。
日常の生活を支える支援物資は、タイムリーに提供できるといいのでしょうね。
日常を取り戻すのに抱える問題、生活、街作りと課題だけが積み重なっていくように見えてきます。
今、必要なものをタイムリーに解決していく枠組みと生活をしていく視点が求められています。
出来ることから、解決していきたいですね。
2011年7月4日月曜日
みやぎの農業もがんばる!
今月は、震災から4ヶ月目ですね。
普段の生活は、もうだいぶ落ち着きを取り戻していますが、沿岸部を中心にした被災の激しかった地域はまだまだ大変です。
仙台市の中心部、勾当台公園広場では
[がんばるみやぎの農業フェア]
なるものが開催されていました。(全農宮城主催)
津波被害を受けた沿岸部は、漁業も大変ですがそれ以上に農業も大変な状況です。
その状況から少しでも前進していく姿が見れたのは、大変嬉しいことでした。
人々が生きていくためには欠かせない食料。
その食べ物を供給してくれるのが、漁業であり農業である生産者です。
そんな生活を支えてくれる生産者を、がんばる農家を精一杯応援していくことも、
私達の復興支援ですよね。